イケメンすぎる三兄弟は私を捕えて離してくれない
両手にスーパーの買い物袋がぶら下げてあって、とっても重そう。



お母さんの持っている荷物を持って、私はお母さんと会話する。



「最近お母さん仕事多いでしょ?だから私がご飯作るよ」



運動とか人との関わりとかは苦手だけど、唯一料理だけは自信があるんだ。



ずっとお母さんのお手伝いをしていたし、ずっと趣味は料理だから。



お母さんが涙目になりながら何度も頷いてくれる。



「……ありがとう由奈〜……!明日から全部お願いしても大丈夫?」



ぜ、全部っ……?



全部ってことは買い物とかも私だよね……?
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