イケメンすぎる三兄弟は私を捕えて離してくれない
私は軽く思った。



だけどそれを聞いた凪くんと修斗くんは焦った顔になり、すぐに見ていたスマホの画面を消した。



「あのっ、どこのスーパーですか」



「近くの団地のスーパーだけど……」



「分かりました!ありがとうございます」



修斗くんが焦りを滲ませた声でお母さんに聞き、そのまま玄関に走っていった。



「ちょっと、どこ行くの!?」



お母さんも私と同じように混乱していて、全く理解ができない。



裕貴くんが友達と遊んでいるのは、そんなに危険なことなの?
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