イケメンすぎる三兄弟は私を捕えて離してくれない
全然修斗くんは悪くない。



むしろ私を守ってくれたから感謝しないと行けない。



「修斗くんは全く悪くない。私が伝えなきゃ行けないことを伝えられなかった。ごめんなさい……」



本当に、私ってなんでこうなんだろう……。






家に帰るとリビングでソワソワした様子のお母さんが座っていた。



私たちを見るなり驚いたように目を見開く。



当たり前だよね。



連れ戻しに行ったのに、空気が重たい上に裕貴くんが居ないなんて。



「だ、大丈夫だった?由奈」



「……うん。何とか大丈夫だったよ」



二人が守ってくれなかったら……。
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