イケメンすぎる三兄弟は私を捕えて離してくれない
その反応に安心したお母さんは、目を少し潤ませて小さく呟いた。



「うぅ……ありがとうみんなぁ……」



みんなにお礼を言いながら熱々のシチューを食べると……。



「熱いっ……!!」



もちろん熱いので思いっきり声を出してしまった。



私はその光景に耐えられず、一人でくすくすと笑った。



こうしてみんなでワイワイとご飯を食べる団らんの時間は、今までに感じたことがないくらい楽しい時間だった。
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