イジワルな君の甘い溺愛


「…き、合ってるって…」


「聞こえねーよ」


弥生くんが眉をひそめて、一歩近づく。


近づく弥生くんに、私は一歩後ろに下がった。


「間宮さんが…弥生くんと付き合ってるって…」


「……はあ?」


どこか呆れてるように、弥生くんは低い声で唸った。




< 153 / 187 >

この作品をシェア

pagetop