先輩が私にフキゲンな理由《10月〜大幅修正開始予定》
「春乃」
「あ、先輩…!どうしたんですか!」
これはまだ俺が、春乃が俺を好いてくれる本当の理由を知らない時のこと。
「水、今日もくれ」
「あ、はい…!準備満タンですよ!はい、どうぞ」
「ふっ、サンキュ」
まだ俺も春乃も新しい学年に成り立てで、バスケ部のキャプテンとなった俺も、慣れない環境での新しい生活を送る春乃も、
お互いの仲もそんなに深く縮まっていない時。
「10分経ったら、また再開するから今日のメニューしっかり目通しとけよ」
「「はい!!」」
バスケ部のメンバー約20人に今後のメニューを通すよう促し、10分休憩が終わった頃、再び部活を再開した。
そして部活が終わった夕方5時半。
「あ、桜子…!」
「!あおくん!」
春乃の迎えなのか、部活終わりである“あおくん”がバスケ部の方へやってきた。
春乃の幼なじみの1人である桐谷蒼(きりたにあおい)。通称“あおくん”。
「あ、先輩、部活お疲れ様です…!」
「…あーお疲れ」
入学して早々サッカー部のレギュラーに選ばれたこいつを俺はこの時気に食わなかった。
それだけじゃない。
「あ、先輩…!どうしたんですか!」
これはまだ俺が、春乃が俺を好いてくれる本当の理由を知らない時のこと。
「水、今日もくれ」
「あ、はい…!準備満タンですよ!はい、どうぞ」
「ふっ、サンキュ」
まだ俺も春乃も新しい学年に成り立てで、バスケ部のキャプテンとなった俺も、慣れない環境での新しい生活を送る春乃も、
お互いの仲もそんなに深く縮まっていない時。
「10分経ったら、また再開するから今日のメニューしっかり目通しとけよ」
「「はい!!」」
バスケ部のメンバー約20人に今後のメニューを通すよう促し、10分休憩が終わった頃、再び部活を再開した。
そして部活が終わった夕方5時半。
「あ、桜子…!」
「!あおくん!」
春乃の迎えなのか、部活終わりである“あおくん”がバスケ部の方へやってきた。
春乃の幼なじみの1人である桐谷蒼(きりたにあおい)。通称“あおくん”。
「あ、先輩、部活お疲れ様です…!」
「…あーお疲れ」
入学して早々サッカー部のレギュラーに選ばれたこいつを俺はこの時気に食わなかった。
それだけじゃない。