先輩が私にフキゲンな理由《10月〜大幅修正開始予定》
微かに入った2人の会話を盗み聞きのように聞いていたせいか、よそ見をし、3回目のシュートはまんまと的から外れた。
「?キャプテン、珍しく外したな」
「あ、あぁ、悪い」
「ま、たまたまだろうし、練習試合でも頑張りましょ。頼りにしてますよ、キャプテン」
「ありがとな」
やり直しである4発目のシュートを入れた時、2発目と同様、瞬きなんてする暇ないほどすぐに入った。
そして、後ろにいた後輩に目を合わせこう放った。
「お前のことも頼りにしてるからな。1年エース」
「!期待以上に応えてみせます!」
俺とすれ違った時、バコン!と勢いよく入れたかと思えば涼しげな顔をしてシュートをした後輩。
……すげぇ。
エースとはいえ、1年に負けてられないな。
新人戦まで1週間切った今、俺の頭はいつの間にかバスケのことで埋め尽くされていた。
「?キャプテン、珍しく外したな」
「あ、あぁ、悪い」
「ま、たまたまだろうし、練習試合でも頑張りましょ。頼りにしてますよ、キャプテン」
「ありがとな」
やり直しである4発目のシュートを入れた時、2発目と同様、瞬きなんてする暇ないほどすぐに入った。
そして、後ろにいた後輩に目を合わせこう放った。
「お前のことも頼りにしてるからな。1年エース」
「!期待以上に応えてみせます!」
俺とすれ違った時、バコン!と勢いよく入れたかと思えば涼しげな顔をしてシュートをした後輩。
……すげぇ。
エースとはいえ、1年に負けてられないな。
新人戦まで1週間切った今、俺の頭はいつの間にかバスケのことで埋め尽くされていた。