先輩が私にフキゲンな理由《10月〜大幅修正開始予定》
『先輩!』
『……何』
『私、後1ヶ月で先輩を好きにさせます!』
『は……?』
先輩に“好きにさせる宣言”をしてから毎日アピール中です!
そして今日も温度差のある攻防戦をしているのです。
「マジで迷惑」
「それでも来ますからね!」
懲りない私をめんどくさそうに見て、わざとらしい大きなため息をついた後、
今までで見たことないくらいの冷たい視線を向けられた。
「いい加減学べよ。俺はお前のことはっきり言って嫌いだから」
「…っ!」
「好きになんかならねーよ」
「まだわからないじゃないですか!2週間もあるし!」
「たった2週間でどうやって好きになるんだよ。
──────迷惑だから、近寄ってくるな」
先輩に、好きな人に、この気持ちを傷つけられて、
つらくない……はずがない。
けど───
「何がなんでも好きにさせますから!!」
「チッ うざ」
「うざくて結構です!!」
気持ちが止められるわけないじゃんっ…。
泣きそうな顔を隠すように意地を張り、先輩のいる教室を後にした。
『……何』
『私、後1ヶ月で先輩を好きにさせます!』
『は……?』
先輩に“好きにさせる宣言”をしてから毎日アピール中です!
そして今日も温度差のある攻防戦をしているのです。
「マジで迷惑」
「それでも来ますからね!」
懲りない私をめんどくさそうに見て、わざとらしい大きなため息をついた後、
今までで見たことないくらいの冷たい視線を向けられた。
「いい加減学べよ。俺はお前のことはっきり言って嫌いだから」
「…っ!」
「好きになんかならねーよ」
「まだわからないじゃないですか!2週間もあるし!」
「たった2週間でどうやって好きになるんだよ。
──────迷惑だから、近寄ってくるな」
先輩に、好きな人に、この気持ちを傷つけられて、
つらくない……はずがない。
けど───
「何がなんでも好きにさせますから!!」
「チッ うざ」
「うざくて結構です!!」
気持ちが止められるわけないじゃんっ…。
泣きそうな顔を隠すように意地を張り、先輩のいる教室を後にした。