先輩が私にフキゲンな理由《10月〜大幅修正開始予定》
5時間目の授業が終わった休み時間。
「───で、またうざがられたんだ」
6時間目の授業の準備をした後、席に座ってスマホでSNSを見ている芙希ちゃんに話しかけて、
昼休みのことを伝えたら、毎日聞かされているのか同情する以前にめんどくさそうに呆れられた。
「ほんと桜子めげないよね〜」
「まだ2週間もあるもん!アピール頑張るよ!私は!」
「けど卒業式1週間前って3年生午前中で下校じゃなかった?
もう卒練とかでしょ?受験終わったみたいだし」
「ハッ。そうだった!昼休み行けないかもしれない!」
先輩にアピールしに行くのいつも昼休みだし…!
「先輩、多分逃げるでしょ。桜子が来る前にお昼食べずに帰りそう」
「そうだ!だったら下校ぎわで先輩のとこ行けばいんだ!
教室だと大勢の生徒いるから、下校中の門前ならいけるでしょ!
芙希ちゃん、ありがとう!」
「───で、またうざがられたんだ」
6時間目の授業の準備をした後、席に座ってスマホでSNSを見ている芙希ちゃんに話しかけて、
昼休みのことを伝えたら、毎日聞かされているのか同情する以前にめんどくさそうに呆れられた。
「ほんと桜子めげないよね〜」
「まだ2週間もあるもん!アピール頑張るよ!私は!」
「けど卒業式1週間前って3年生午前中で下校じゃなかった?
もう卒練とかでしょ?受験終わったみたいだし」
「ハッ。そうだった!昼休み行けないかもしれない!」
先輩にアピールしに行くのいつも昼休みだし…!
「先輩、多分逃げるでしょ。桜子が来る前にお昼食べずに帰りそう」
「そうだ!だったら下校ぎわで先輩のとこ行けばいんだ!
教室だと大勢の生徒いるから、下校中の門前ならいけるでしょ!
芙希ちゃん、ありがとう!」