雑記帳(inベリーズカフェ)

女が「おしゃべり」な合理的理由・解釈

よく女は男より「おしゃべり」だとされる。
男だったら簡潔に要点だけ喋れというところ、ながなかしく、無意味・どうでもいいなようなことまでおしゃべりしたがるのだとか。

だが、これも合理的理由がある。
たぶん「内容」は必ずしも重要ではなく、「コミュニケーション欲求」で、わざと冗漫な日常会話で仲間意識の醸成・共有を暗黙の目的にしている。それによって、仲間同士のネットワークや情報共有できる関係性を作っている。
そして、その(女がおしゃべりなこと)の二次的な受益者は実は男性。男は合理的な会話や話し方を好むけれど、その不足を女が補っている。たとえ男一人があまりしゃべらなくても、家族の女性を介して情報共有や人間関係の恩恵にあずかれる。女一人が日常に他の女性と「くだらないおしゃべり」していることによって、夫・父親・息子や男兄弟を人間関係ネットワーク(情報共有や人脈・協力関係)に接続させられるということ。

この特性・性質は、文章(創作・文芸作品)などでも感じられる。一般に女性筆者は「描写が細々として上手い」が「とりとめもなく冗漫で要点がつかめない」。これは「長々しく楽しく話す(書く)」こと自体が主要・強力な関心や目的だからなのだろう。
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