私が代わりになる
仕方なく、私は資料室に案内した。


案内したらすぐデスクに戻ろう!って思ってた。

大丈夫、仕事中だから。って油断してた。


資料室に着くと腕を掴まれ、資料室に追いやられた。

昔のことを思い出す…


「音無、久しぶりだな」

と、何もなかったかのように話し出す。


久しぶりではないよね。

この前、会ったばかりだよね…


「あ、この前貝塚と一緒にいたんだっけ?お前、逃げたから忘れてたわ〜」


絶対忘れてない!わざとだ!


「何黙ってんの?」

「何の用…?」


話したくない

話しかけるな


なんて思っても、無駄なのはわかってる。

コイツは私の話しも気持ちも関係ないんだから。
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