私が代わりになる
好きだ

七彩side

宮野のとこに来て5時間くらい経過したかな?

その間私は、殴られ犯され…もうボロボロだった。


今頃…広太は、遥さんと楽しく話してるのかな。

待ちに待った人だもんね…


私のことなんて、もう考えてないよね。

だとしたら私は、もうどうなってもいいや。


「また、アイツのこと考えてんのかよ」

と、再び宮野に殴られる。


痛いとか感じなくなってる…

数時間殴られると慣れるものなのかな…


「俺だけをみろよ」


宮野のことなんて見たくない。

気持ち悪すぎる…


「なんでいつも、アイツばかり…」

と、言ってる宮野をただ呆然と見つめるだけ。


同情なんてしない。

それほど、広太と宮野の良さは違う。


というか、宮野にいいところなんてあるのかな…

広太の良さはきっと、宮野には伝わらない。
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