私が代わりになる
次の日も、私は宮野に殴られる。


一応、ご飯は用意されるが食べる気もしない。

このまま死んだら楽になれるのかな…とか考えてる自分もいる。


広太…

私はもう、死にたいよ…


助けて。なんて言わないよ。

幸せになってね。


なんて思いつつも、助けてって叫びたい。

会いたいよって言いたい。

好きだよって言いたい。


また、広太に抱きしめられたい。


もう…叶わないけど…


「また飯食ってねぇのかよ」

「関係ないでしょ」

「死ぬぞ」

「死にたいわよ!」


死にたい。

広太がいない、こんな目に合うなら死んだ方がいい。


そう思ってるときだった。

いきなりドアが開き、気づいたら宮野は警察に捕まっていた。


いったい、何が起きてるのかわからない。
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