私が代わりになる
妹、由利香

七彩side

「準備できたか?」

「うん!ありがとう!」


1週間後、私は退院することになった。

まぁ、左腕はギブスしてるんだけどね…


「じゃあ、帰るか」

「やっと帰れる〜!!!」


待ちに待った退院!

やっと、広太の家に帰れる。

もう、行くことないと思ってた広太の家に。


「また広太の家に行けるんだね」

「これからはずっといろよ」

「うん」


言われなくても、いますよー!

だって、広太も私のこと好きだって言ってくれたもん!

もう離れることはしない。


何があってもね。


「部屋散らかってるけど怒らないでくれよ」


まぁ、予想はしてる。

どうせ広太のことだからって、片付けてないんだろうなーって!


「明日から片付けするから大丈夫!」

「いや、休んでろよ」


散らかしたの誰だよ!

やりたくはないって!!!
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