私が代わりになる
「今は後悔してる。今みたいに俺の顔見た瞬間嫌そうな顔されると傷つくわ」

「だからアイツ…七彩は俺の彼女だから。手を出すなよ」

「わかってるよ。さすがに親友の彼女に手は出さねぇよ」

「あと、今度会ったらちゃんと七彩に謝れ。わかったな?」

「会ってくれるかわからないが…」

「俺がなんとかする。とりあえず、七彩追いかけるわ」

「あぁ。悪かったな」

「あぁ。じゃあな」


俺は急いで七彩を探した。

コンビニって言ったって、この辺意味わかんねぇくらいコンビニが多い。

どのコンビニ行ったかなんてわかるはずない。


俺はなぜか、七彩をほっとけなかった。

後輩だからか?

代わりだとしても、彼女だからか?


なんでかはわからない。

だけど俺は、七彩をほっとくことはできない。
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