私が代わりになる
『そうか。由利香のこと、頼むな』
「うん、任せておいて!」
私は電話を切り、由利香の元へ。
ちゃんと話さないとね。
「由利香、お父さんたちのことなんだけど」
「うん、決着ついた?」
「離婚するって。でも…」
「ママのことだから、親権は譲らないって言ったんでしょ?」
由利香、なんでもわかってるんだね。
「うん…お父さんは、裁判してでも親権は必ず取るって言ってた。お父さんなら大丈夫」
「そうだね…私のせいで、パパに迷惑かけちゃってるかな…」
由利香…
誰も由利香のせいなんて思ってないのに。
ここまでおいつめたのも、あの人のせいだよね。
絶対に許さない!
「由利香のせいじゃないし迷惑じゃないよ!お父さんは、由利香と暮らしたいんだよ。だから、頑張ってくれてるの。自分のせいにしないで。ね?」
なんて言ってあげたらいいのか、正直わからない。
でも、由利香のせいでも迷惑なんて思うこともないのは間違いない。
自分を責めないで欲しい…。
「うん、任せておいて!」
私は電話を切り、由利香の元へ。
ちゃんと話さないとね。
「由利香、お父さんたちのことなんだけど」
「うん、決着ついた?」
「離婚するって。でも…」
「ママのことだから、親権は譲らないって言ったんでしょ?」
由利香、なんでもわかってるんだね。
「うん…お父さんは、裁判してでも親権は必ず取るって言ってた。お父さんなら大丈夫」
「そうだね…私のせいで、パパに迷惑かけちゃってるかな…」
由利香…
誰も由利香のせいなんて思ってないのに。
ここまでおいつめたのも、あの人のせいだよね。
絶対に許さない!
「由利香のせいじゃないし迷惑じゃないよ!お父さんは、由利香と暮らしたいんだよ。だから、頑張ってくれてるの。自分のせいにしないで。ね?」
なんて言ってあげたらいいのか、正直わからない。
でも、由利香のせいでも迷惑なんて思うこともないのは間違いない。
自分を責めないで欲しい…。