後姿のピアニスト ~辛くて、切なくて、 でも、明日への希望に満ちていた~ 【新編集版】
根室での取材を終えた男は、次の訪問地、網走に向かおうとしていた。
直接行ける列車はないので、一度釧路に戻ってから列車を乗り換えることになる。
本数がないので最短でも6時間強かかってしまうが、他に選択肢がないので仕方がない。
昼前に出て夕方着く便に乗り込んだが、着く頃にはもう真っ暗になっているに違いない。
宿は確保しているから駅に着いたらすぐに夕食の場所へ急がなければならない。
行くところは決めている。
今日はガッツリ肉を食う。
釧路、根室と海鮮料理を堪能したから、今日は肉なのだ。
17時過ぎに網走駅に着いた。
予想通り真っ暗だった。
それに結構な雪が降っていた。
それも横殴りのような状態だったのでホテルでしばらく様子を見ることにした。
しかし1時間待っても変化はないので、意中の店を頭から消してホテルのレストランへ行き、知床和牛セットと赤ワインを注文した。
意外にもそこそこ美味しかった。
焼き加減といい、控え目な味付けといい、十分満足のいくレベルだった。
そのせいか、赤ワインが進んでほろ酔い気分になり、いい気持ちで部屋に戻った。
直接行ける列車はないので、一度釧路に戻ってから列車を乗り換えることになる。
本数がないので最短でも6時間強かかってしまうが、他に選択肢がないので仕方がない。
昼前に出て夕方着く便に乗り込んだが、着く頃にはもう真っ暗になっているに違いない。
宿は確保しているから駅に着いたらすぐに夕食の場所へ急がなければならない。
行くところは決めている。
今日はガッツリ肉を食う。
釧路、根室と海鮮料理を堪能したから、今日は肉なのだ。
17時過ぎに網走駅に着いた。
予想通り真っ暗だった。
それに結構な雪が降っていた。
それも横殴りのような状態だったのでホテルでしばらく様子を見ることにした。
しかし1時間待っても変化はないので、意中の店を頭から消してホテルのレストランへ行き、知床和牛セットと赤ワインを注文した。
意外にもそこそこ美味しかった。
焼き加減といい、控え目な味付けといい、十分満足のいくレベルだった。
そのせいか、赤ワインが進んでほろ酔い気分になり、いい気持ちで部屋に戻った。