クラスのマドンナに告られた
 未来の家の前に着いた。そこは、二階建ての家で、小さい庭があり、そこに花が植えられていた。いかにも、彼女らしい家だ。

 そして、家に入ると。

「いらっしゃい!」

 と、未来の弟らしき人物が出迎えてくれた。

「ただいま」

 それに対して未来が返事をする。

「俺はお姉ちゃんに聞いてるんじゃない、この人に聞いてるんだ」
「あら、生意気ね、罰よ」

 と言って未来は弟の耳を引っ張り始めた。

「お姉ちゃんのばかー!」

 と言って、弟君は軽く泣きはじめ、未来はその耳を離した。

「これに懲りたらもうしないことね」
「はーい」

 と、弟君は引き上げていった。

「ごめんねさっそく騒がしくて。あ、靴はそのまま置いてていいよ」
「わかった」

 カバンを置き、そのままリビングっぽい場所へと向かう。
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