クラスのマドンナに告られた

「じゃあ、そのままもう一点入れよう!!」

 と、未来に言われ、または旗を運ぼうとするが、別のプレイヤーがすでに旗を持っていた。未来は地味に旗を運ぶの上手いし、未来に持ってもらいたいところだが、そのプレイヤーとは意思疎通ができないので仕方がない。

 結局そのプレイヤーはすぐにやられた。未来はすぐに落ちた旗を回収しようとしたが、俺がそれを制止した。その旗の近くには敵がいて、二人かがりでも旗を取り、その場を離脱するのは現実的ではないからだ。

「なんで止めるの!?」

 と、未来が聞いた。それに対してはもちろん「取れそうにないから」と言って俺の考えを話した。そして旗が自陣に、戻るのを見計らい、「未来、旗取りに行こう」と言って、未来と一緒に自陣に戻った。
 そして再び未来が旗を持って、二人で敵陣に向かっていく。

「また共同作業だね!」

 と、未来が真っ直ぐに言った。
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