クラスのマドンナに告られた

「楽しいな」
「それは良かった」
「翔太君の役に立てるなんて、嬉しすぎる」
「役に立てる?」
「うん! 私が活躍したら翔太君試合に勝てるでしょ?」
「たしかにな、じゃあ頼むぞ!」
「うん!」

 しかし、残り時間は一分。後一回やられたら延長のサドンデスに入るかもしれない。出来ればそれまでに入れておきたいところだ。

 そして俺たちはどんどんと進み、未来を援護して進んでいった。しかし、

「周り敵ばかりだー」

 未来が言う通り、周りに人の敵がいる。当然のことだ、敵陣に近づけば近づくほど敵が増えると言うのは。

「俺がなんとか倒す!」

 と言って、銃を発射したが、倒せたのは一人だけだった。
 俺は結局撃ち殺され、その数秒後に未来も撃ち殺された。

「すまん、お前を守れなかった」
「良いよ、私も旗守れなかったし。てか、ゲームとはいえそんな言葉を言われるの嬉しすぎるんだけど」
「それは良かった。っと、旗が近づいてるな。守るぞ!」
「うん!」

 そして、俺たちは旗の敵を倒した。そして今度は別のプレイヤーが旗を持ったので、俺と未来でそのプレイヤーを援護しながら進む。
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