初恋愛-ハツレンアイ-
中には小さなメッセージカードと、華奢ながらプラチナの輝きを放つブレスレットが入っていた。
手に取ると小さな四つ葉のクローバーがゆらゆらと揺れて、思わず「綺麗…」と呟いた凛の気持ちが良く分かる。
それを見つめながら凛が
「コレ、お父さんから貰った物なんだって。」
そう言って嬉しそうに目を細めていた。
そしてカードを「読んでみて」と渡され、目を通すと、思わず笑みが零れ、凛と目を合わせて
「那智さんらしいな。」
「ね。」
と二人で笑った。
手に取ると小さな四つ葉のクローバーがゆらゆらと揺れて、思わず「綺麗…」と呟いた凛の気持ちが良く分かる。
それを見つめながら凛が
「コレ、お父さんから貰った物なんだって。」
そう言って嬉しそうに目を細めていた。
そしてカードを「読んでみて」と渡され、目を通すと、思わず笑みが零れ、凛と目を合わせて
「那智さんらしいな。」
「ね。」
と二人で笑った。