初恋愛-ハツレンアイ-
それは、紺碧のサファイアの付いたネックレスで、偶然ブレスレットと同じ四つ葉のクローバーの形だった。

「サファイアのブルーが凛の瞳によく似合うと思ったんだ。」

凛の首にネックレスをしてあげながら言った。

「よく似合うよ。」微笑んで言うと、「有り難う。」と瞳を潤ませて言う。

四つ葉のクローバーを選んだのは、凛の幸せを願ってともう一つ…

「四つ葉のクローバーの花言葉って知ってる?」

尋ねると、分からないと首を傾げる凛に

「『Be Mine』私のものになって。だよ。」

そう言って、更に凛の耳元で

「凛、俺のものになって。」

囁くと、顔を赤らめた凛がコクンと頷いた。
愛おしくて堪らなくなり、抱きしめ、そのまま抱き上げてベッドへ…


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