初恋愛-ハツレンアイ-
手当てが終わると顔を隠すかのように、受け取った眼鏡を急いで掛け、髪を二つに縛った。

「…ありがとう…ございます。」

やはり少し俯いたまま言った。


帰る途中、サッカー部に寄り、男子生徒はボールを当てた事を謝り、
矢萩は、自分もボォッとしていたから気にしないでと、かなりオドオドしながら言っていた。
< 5 / 207 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop