初恋愛-ハツレンアイ-
凛の体がビクリと跳ね上がり、抵抗のなくなった凛から啜り泣く声が
胸元に埋めていた健の耳に響いてきた。
その声にハッと我に返り、頭の身体の熱が一気に引いていくのが分かった。
同時に、自分の行動に全身が震えた…
捲られたスカート、はだけた胸元、肌が顕になり点々と付いている赤い印…
震えながら、身動き一つせず嗚咽を漏らす凛の姿がそこにあった。
かける言葉も見つからず、手を差し延べようとした瞬間、バッと起き上がり、胸元をギュッと掴み、一度も健を見ることなく走り去って行った。
胸元に埋めていた健の耳に響いてきた。
その声にハッと我に返り、頭の身体の熱が一気に引いていくのが分かった。
同時に、自分の行動に全身が震えた…
捲られたスカート、はだけた胸元、肌が顕になり点々と付いている赤い印…
震えながら、身動き一つせず嗚咽を漏らす凛の姿がそこにあった。
かける言葉も見つからず、手を差し延べようとした瞬間、バッと起き上がり、胸元をギュッと掴み、一度も健を見ることなく走り去って行った。