青いベンチ
「仕方ないじゃん!りおが山田りお、うちは相葉玲菜。最初の文字あ、とやじゃ仕方ない!」
「あれりおって山田だっけ?」「そうだよ!俊忘れたの?1年の時クラス一緒だったじゃん!」

こいつら一緒だったんだ。納得。

「ってかお前相葉玲菜だっけ?」俊、お前それはひどくね?

「何それ!!まぁいいや。そうだよ!相葉玲菜よろしく。玲菜でいいよ。」

「玲菜ね。あ、俺加藤俊。俺も俊でいいよ。」

こいつらいきなり自己紹介?俺もしとくか。

「ついでに俺矢田薫。薫とかでいいよ。」決まったか?

「薫・・・かお君とかどう?りお」

俺かお君?まぁいいか。「玲菜ナイス!かお君決定!!」俺勝手に決められた気が・・・。

「ってか俺忘れないで!ちなみに俺、野口翼。」あっ!翼忘れてた。

「翼は翼でよくね?」「俊、俺手抜き?」「まぁこれでいいじゃん!」りおも手抜き

派?そんな会話をしていると、「席に着け!」えー先生来ちまったよ。

 ってか席離れてる!俺席1番後ろ!!!りお1番前だし。離れてる・・・・

なんだか切ないな・・・。

そんなことを思っていれば普通に時間が流れていった。

~帰り~
 今回は喜ぶべきなのか・・・。そんなことを思うと、

「薫なんか今日上の空だよな。なんかやなことあったか?」

俊なんか鋭いな。

「俺わかった!」

えっ翼にばれたか?

「かお君のことだろ。な、かお君?」そっち?心配した俺馬鹿じゃん。

「つーばーさくーん????今なんと言ったかな??」

こうゆう時はこうだ!馬鹿になるぞ。

俺はそうして翼をたたいた。

「薫痛い!」

「あはは。」

「あははじゃねぇーよ!」

やっぱこいつらといると楽しいな。

「じゃあ、俺ココで。」

あっもう俊の家か。「じゃあな俊。」

そうして俺らは俊と別れた。

そして

「じゃあ俺も。」

もう翼もか。

「じゃあな翼」
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