色のない世界でただ君を見つめていたかった

高校


明日から学校だけど…どうすればいいんだろうか。




心臓病だから激しい運動も禁止されたためサッカー部は退部せざるを得ない、体育の授業ももちろん見学になってしまう





全てがごちゃごちゃなまま学校へと向かう。

幸いなのは家から学校が徒歩で通える距離にあることだった。




学校につき、窓際の席に座る。昔から片想いしているさなの隣の席だった。





さなとゆうとかずになんて言おう、余命のことは伏せて心臓病とだけ言った方がいいのだろうか…



言わない方がいいか。
< 16 / 48 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop