色のない世界でただ君を見つめていたかった
ガラガラガラ
「うぉっ、なんだこの集まり」
と言いながらかずが入ってきた
俺がかずに向かって助けてと目で訴えると答えるかのようにかずは笑って見せた
「おいおいお前らいおのこと好きすぎー、病み上がりなんだから離してやれよ、それにほら、朝礼始まるぞ?あと1分で」
「なっっ、そんなんじゃないわよっっ」 「うわまじだ、やべぇ」
などと言い囲んでた同級生達が散っていく
「さんきゅーな、かず」
「モテ男は大変だなー」
と言い席に帰って行った
隣を見てみると、いつのまにかさなが来ていた
「おはよ、さな」
「あ、おはよ」