色のない世界でただ君を見つめていたかった

空き教室で


にしても寒い、寒すぎる。カイロを握っている手の感覚がなくなってきてる



やはり屋上でサボるのはやめて、誰にも使われなくなった空き教室でサボることにした。




空き教室について暖房を入れる




しばらくすると暖かい風が出てきた






これからどうすればいいのだろうか、このままあの三人に嘘をつき続けて…

果たして本当にそれが可能なのだろうか




発作が起きて入院することになった時あの三人になんて言えばいいのか、、

絶対に傷つけるに決まってる




けどそんなこと言えるわけないんだよな






今までずっと一緒に過ごしてきたからこそ話せない







キーン コーン カーン コーン
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