色のない世界でただ君を見つめていたかった

おかえり



--18:00過ぎ--------





ガチャッ



さなのお母さんが帰ってきた

さなと目配せしてリビングのドアの両脇にたつ



「おかえりお母さん」
「お帰りなさいおばちゃん」



「…!?」
暖子さんは驚いて目を見開いた
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