色のない世界でただ君を見つめていたかった

真冬の朝に




今日で余命宣告されてから一ヶ月が経った。

今の所この一ヶ月体調不良になることもなく、普通の男子高校生として過ごせている




けどもういつ倒れてもおかしくない時期に入ってしまった

それに自分では自覚していないが日に日に顔色が悪くなっているとゆうに心配されるようにもなった。





ゆうには近いうちに嘘がバレそうだな…。





にしても真冬の朝はとてつもなく寒い、と思いながら学校へと向かった。
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