色のない世界でただ君を見つめていたかった
17:00
コンコン
静かな病室にノックされた音が響いた
「はーい」
ガラッ
「大丈夫か?」
と少し気まずそうな顔をしたゆうが話を振ってくれた。
「大丈夫、。ありがとう。
今日は話さなきゃいけないことがあってみんなに来てもらったんだ。」
「実は、俺心臓病で…余命宣告されてたんだ…なかなかみんなに言えなくてごめん。」
その瞬間、ゆう以外の3人の表情が固まった。
重く苦しい空気が周りに漂っている
「…え?ちょっとまってよ……余命宣告って…。」
最初に声を出したのは森田さんだった。
「いお……本当なの?」
と言ったさなの声は震えている。
「本当らしい。俺が今入院してるのが何よりの証拠だよ。」
「なぁ…いお。余命って…あとどれくらいあるんだよ…」
いつもふざけているかずは今までに見たことがないほど真剣な顔をしてる。
「あと三ヶ月だけど、宣告されてから一ヶ月位経ってる」
「…っなんで…何でもっと早く言ってくれなかったんだよ。
俺たちそんなに言いにくかったかよ…」
「俺だって、色々考えてたんだよ。みんなに言ったら気使われそうだし。」
「……俺ちょっと外出るわ」
そう言ってかずは外へ出て行った。
静かな病室にノックされた音が響いた
「はーい」
ガラッ
「大丈夫か?」
と少し気まずそうな顔をしたゆうが話を振ってくれた。
「大丈夫、。ありがとう。
今日は話さなきゃいけないことがあってみんなに来てもらったんだ。」
「実は、俺心臓病で…余命宣告されてたんだ…なかなかみんなに言えなくてごめん。」
その瞬間、ゆう以外の3人の表情が固まった。
重く苦しい空気が周りに漂っている
「…え?ちょっとまってよ……余命宣告って…。」
最初に声を出したのは森田さんだった。
「いお……本当なの?」
と言ったさなの声は震えている。
「本当らしい。俺が今入院してるのが何よりの証拠だよ。」
「なぁ…いお。余命って…あとどれくらいあるんだよ…」
いつもふざけているかずは今までに見たことがないほど真剣な顔をしてる。
「あと三ヶ月だけど、宣告されてから一ヶ月位経ってる」
「…っなんで…何でもっと早く言ってくれなかったんだよ。
俺たちそんなに言いにくかったかよ…」
「俺だって、色々考えてたんだよ。みんなに言ったら気使われそうだし。」
「……俺ちょっと外出るわ」
そう言ってかずは外へ出て行った。