色のない世界でただ君を見つめていたかった

そのあと2人からは学校であった出来事を聞かされた(大体くだらない話だったが)



そうこうしているうちに面会終了時間が迫っていたため2人は帰る準備をし始めた



ふと思う、



「あれ、さなは?」



あ、声に出てた


さなというのはかず、ゆう、俺の幼馴染である。



「あー、"怖いから行かない。ゆうとかず様子見てきて"って言ってたよ」



「そっか」



「なにいお、さなに来てほしかったの〜?全く一途ですねぇ」


とかずが俺を茶化す




「んなわけないだろ、ただ気になっただけだ。」



「へ〜」と気色悪い笑みを浮かべながらかずがかえす



「ま、いおが元気そうでよかったよまた学校でな!」



と言い2人は病室を出て行った



少し疲れたから横になって目を閉じた
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