悪徳公爵の閨係~バツ5なのに童貞だなんて聞いてませんッ!~
「まだ舌は試したことがなかったな」
「……えっ!」
「サシャが作ってくれた指南書に書いてあっただろう」
“確かに書いたかも”
指や舌での愛撫について記入したことを今更ながらに思い出し後悔する。
「絶対しなくてはいけない訳ではないといいますか、その、本番の相手にすればいいと申しますか」
“自分が書いただけに恥ずかしい……!”
指南書に書いてあることを実践するのは確かに有効だが、それを今から、私に、と思うと羞恥心が刺激される。
次になにをされるかわからないというのも緊張するが、次になにをされるのかがわかっているというのもそれはそれで緊張した。
わかっていても心の準備なんて出来ず、そっと私の脹脛に彼の手が触れるとピクッと腰が揺れてしまう。
そのままゆっくりと左右に大きく開かれ彼の眼前に☆が露になると、宣言通り彼の顔が埋められた。
「――ッ、や、ダメ……!」
ほぼ無意識に両腕を伸ばし彼の顔を離そうと突っ張るが、与えられる快感のせいで腕に力が入らず、結果彼の艶やかな黒髪を撫でるように掴むので精一杯。
「……えっ!」
「サシャが作ってくれた指南書に書いてあっただろう」
“確かに書いたかも”
指や舌での愛撫について記入したことを今更ながらに思い出し後悔する。
「絶対しなくてはいけない訳ではないといいますか、その、本番の相手にすればいいと申しますか」
“自分が書いただけに恥ずかしい……!”
指南書に書いてあることを実践するのは確かに有効だが、それを今から、私に、と思うと羞恥心が刺激される。
次になにをされるかわからないというのも緊張するが、次になにをされるのかがわかっているというのもそれはそれで緊張した。
わかっていても心の準備なんて出来ず、そっと私の脹脛に彼の手が触れるとピクッと腰が揺れてしまう。
そのままゆっくりと左右に大きく開かれ彼の眼前に☆が露になると、宣言通り彼の顔が埋められた。
「――ッ、や、ダメ……!」
ほぼ無意識に両腕を伸ばし彼の顔を離そうと突っ張るが、与えられる快感のせいで腕に力が入らず、結果彼の艶やかな黒髪を撫でるように掴むので精一杯。