総長様は溺愛も暴走する




「キスしたいし、抱きしめたい。俺のものにしたい」




「ぐ、紅蓮くんっ…!」




「愛してる。大好きだ。」






甘くて、優しくて。それなのに強く、頭に流れ込んできて痺れさせてくる。


そして紅蓮くんの声が、悲しみのようなものを帯びる。





「あいつに、奪われたくない」






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