10年引きこもりの私が外に出たら、御曹司の妻になりました
 彼は大学からは東京で完全に一人暮らしだと言っていたが、私の手伝いは本当に必要なのだろうか⋯⋯。

 そんな事を考えていたら、斜め後ろから強い視線を感じたので振り向いた。

 そこには私たちを睨みつけるように立っているスーツ姿の冬馬さんが怒りを抑えるように立っていた。
 
 
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