10年引きこもりの私が外に出たら、御曹司の妻になりました
スーパーコンピューターのような脳を手に入れたはずなのに、脳が熱暴走を起こしているのか私はパニック状態になった。
どうして米俵のように持ち上げられた上にベッドに投げられたのか、手首をネクタイで拘束されたのか彼の行動が一つも理解できない。
彼は私をベッドに力技で押さえつけ、一緒に選んだシャツワンピースのボタンを素早く外していく。私はその状況が理解できず、ひたすらに拘束された手首を見ていた。
一瞬、チリッと首筋に痛みを感じた。
(今度は何をされたの?)
体を大きな手で撫でられて、皮膚が泡立つような感覚を感じる
「はぁっん!」
自分のものとも思えない不思議な声が漏れた。
「随分、感度が良いんだな。昨晩は元彼と盛り上がったのか?」
「元彼? 江夏君はそんなんじゃありませんよ。昨晩は病院に泊まったので静かに過ごしました。もしかして、私がどこにいるとか心配掛けましたか? もう私たちはお別れして他人になった訳ですし心配しな⋯⋯」
私が言い終わらない内に、また深い口付けをされた。
私は混乱しつつも、身を捩る。
どうして米俵のように持ち上げられた上にベッドに投げられたのか、手首をネクタイで拘束されたのか彼の行動が一つも理解できない。
彼は私をベッドに力技で押さえつけ、一緒に選んだシャツワンピースのボタンを素早く外していく。私はその状況が理解できず、ひたすらに拘束された手首を見ていた。
一瞬、チリッと首筋に痛みを感じた。
(今度は何をされたの?)
体を大きな手で撫でられて、皮膚が泡立つような感覚を感じる
「はぁっん!」
自分のものとも思えない不思議な声が漏れた。
「随分、感度が良いんだな。昨晩は元彼と盛り上がったのか?」
「元彼? 江夏君はそんなんじゃありませんよ。昨晩は病院に泊まったので静かに過ごしました。もしかして、私がどこにいるとか心配掛けましたか? もう私たちはお別れして他人になった訳ですし心配しな⋯⋯」
私が言い終わらない内に、また深い口付けをされた。
私は混乱しつつも、身を捩る。