10年引きこもりの私が外に出たら、御曹司の妻になりました
レースが繊細すぎて、着ているのか裸なのか分からない布面積のないものばかりだ。
セレブの中ではこういった私から見ればセクシー過ぎる下着が普通なのかもしれない。
私は、その中で一番布面積の大きいな赤い下着を選んで来た。
そして、自分の体が一番隠れそうな浴室に掛けてあったバスローブを羽織る。
私が脱衣所から出ると、バスローブ姿の冬馬さんが待ち構えていた。
少し濡れた髪と私を見る色っぽい視線。
彼の姿がセクシー過ぎて直視できない。
「あの⋯⋯お風呂先に頂きました」
「俺もあっちでもう、シャワー浴びてきたから」
この家にはお風呂場以外にシャワーブースが2つあった。
本来なら、私がそちらを使って彼がお風呂にゆっくり浸かるべきだろう。
「すみません。お風呂をお借りして」
「何言ってるの? 背中の傷に化膿止めを塗ってあげるからおいで」
突然彼に横抱きにされて私は驚いて彼にしがみ付いた。
「お姫様抱っこして貰うの初めてです」
思わず漏れた呟きに罪悪感を感じた。
きっと、彼と私はこういう時間を何度も過ごして来た。
セレブの中ではこういった私から見ればセクシー過ぎる下着が普通なのかもしれない。
私は、その中で一番布面積の大きいな赤い下着を選んで来た。
そして、自分の体が一番隠れそうな浴室に掛けてあったバスローブを羽織る。
私が脱衣所から出ると、バスローブ姿の冬馬さんが待ち構えていた。
少し濡れた髪と私を見る色っぽい視線。
彼の姿がセクシー過ぎて直視できない。
「あの⋯⋯お風呂先に頂きました」
「俺もあっちでもう、シャワー浴びてきたから」
この家にはお風呂場以外にシャワーブースが2つあった。
本来なら、私がそちらを使って彼がお風呂にゆっくり浸かるべきだろう。
「すみません。お風呂をお借りして」
「何言ってるの? 背中の傷に化膿止めを塗ってあげるからおいで」
突然彼に横抱きにされて私は驚いて彼にしがみ付いた。
「お姫様抱っこして貰うの初めてです」
思わず漏れた呟きに罪悪感を感じた。
きっと、彼と私はこういう時間を何度も過ごして来た。