異世界で言葉が通じないなんてハードすぎます!
10. 教会
『教会に連れて行けばいいのか?』
『朝ご飯がまだだわ』
『うちの飯でいいのか? もっと豪華なもんの方が』
よくわからないけれど、もう椅子を拭いても良いのだろうか?
テーブルに置かれた布巾を手に取り立ち上がると、布巾を没収され、再び椅子に戻されてしまった。
もう拭かなくていいってこと?
それとも拭き方がダメだったのだろうか?
こんな時言葉が通じればどこがダメなのか教えてもらえるのに。
ミサキは役に立たない自分に溜息をついた。
すぐに出てくる食事。
でも品数がおかしい。
パン、スープ、サラダ、煮物、焼き魚、野菜炒め、揚げ物。
『待って、待って、量がおかしい!』
驚いたミサキが立ち上がっても、二人はニコニコと料理を運び続けた。
え?
朝食はしっかり食べましょうってこと?
全部違う種類だけれど、三人分ってこと?
箸を渡されたミサキは戸惑った。
ニコニコと微笑む二人の前で椅子にストンと座る。
『さぁ、たくさん召し上がれ』
一人?
昨日の夜は三人で食べたのに?
どういうこと?
『朝ご飯がまだだわ』
『うちの飯でいいのか? もっと豪華なもんの方が』
よくわからないけれど、もう椅子を拭いても良いのだろうか?
テーブルに置かれた布巾を手に取り立ち上がると、布巾を没収され、再び椅子に戻されてしまった。
もう拭かなくていいってこと?
それとも拭き方がダメだったのだろうか?
こんな時言葉が通じればどこがダメなのか教えてもらえるのに。
ミサキは役に立たない自分に溜息をついた。
すぐに出てくる食事。
でも品数がおかしい。
パン、スープ、サラダ、煮物、焼き魚、野菜炒め、揚げ物。
『待って、待って、量がおかしい!』
驚いたミサキが立ち上がっても、二人はニコニコと料理を運び続けた。
え?
朝食はしっかり食べましょうってこと?
全部違う種類だけれど、三人分ってこと?
箸を渡されたミサキは戸惑った。
ニコニコと微笑む二人の前で椅子にストンと座る。
『さぁ、たくさん召し上がれ』
一人?
昨日の夜は三人で食べたのに?
どういうこと?