異世界で言葉が通じないなんてハードすぎます!
「水、ない」
川の水がなく、枯れた野菜の前で困った顔をする人々の絵。
王冠を付けた人に、光った女性が剣を差し出す。
剣を持った男性と白い服の女性が山へ向かっていく絵になる。
あれ? やっぱりレオナルドが見せてくれた絵本と同じ?
「OK?」
ここまでOKか聞かれたミサキは頷いた。
次は見開きページに大きなドラゴンの絵。
やっぱりレオナルドの本と一緒だ。
絵は違うけれど話は一緒っぽい。
ということは、これはこの国のおとぎ話みたいな定番の絵本ってこと?
ディーはミサキの顔を見た後、もう一度絵本をはじめから開いた。
パラパラと捲り、剣を持った男性と白い服の女性が山へ向かっていく絵で止める。
「ミサキ」
白い服の女性を指差したディーはミサキの顔を見た。
「え?」
今から山へ行きますよってこと?
「ルイス」
ディーは剣を持った男性のイラストを指差す。
「……え?」
驚くミサキを確認した後、ディーは数ページ前に戻る。
光った女性が剣を差し出す場面だ。
剣の絵を指差すと、ディーはルイスの腰についている剣を指差した。
『聖剣』
驚いたミサキがルイスの方を振り向く。
目が合ったルイスは困った顔で微笑んだ。
川の水がなく、枯れた野菜の前で困った顔をする人々の絵。
王冠を付けた人に、光った女性が剣を差し出す。
剣を持った男性と白い服の女性が山へ向かっていく絵になる。
あれ? やっぱりレオナルドが見せてくれた絵本と同じ?
「OK?」
ここまでOKか聞かれたミサキは頷いた。
次は見開きページに大きなドラゴンの絵。
やっぱりレオナルドの本と一緒だ。
絵は違うけれど話は一緒っぽい。
ということは、これはこの国のおとぎ話みたいな定番の絵本ってこと?
ディーはミサキの顔を見た後、もう一度絵本をはじめから開いた。
パラパラと捲り、剣を持った男性と白い服の女性が山へ向かっていく絵で止める。
「ミサキ」
白い服の女性を指差したディーはミサキの顔を見た。
「え?」
今から山へ行きますよってこと?
「ルイス」
ディーは剣を持った男性のイラストを指差す。
「……え?」
驚くミサキを確認した後、ディーは数ページ前に戻る。
光った女性が剣を差し出す場面だ。
剣の絵を指差すと、ディーはルイスの腰についている剣を指差した。
『聖剣』
驚いたミサキがルイスの方を振り向く。
目が合ったルイスは困った顔で微笑んだ。