初恋は甘いカフェオレの味


美花ははぁとため息を吐いた。


「そのポジティブ思考、どっから湧いてくるんだか。また怒られるんじゃないの?」


「…まあ」


まあ、それはそうなんですけど…もう、怒られ慣れたといいますか…


多分、というか確実にお母さんの雷は落ちる。


今回、結構頑張ったと思うんだけどな……


とほほ、と私は肩を落とした。



< 30 / 107 >

この作品をシェア

pagetop