初恋は甘いカフェオレの味
及川くんからボールが飛んできた。
私、実は超運動音痴。
球技なんか特にダメで、ボールに嫌われてるんじゃないかってくらい、変なとこに飛んでったり、とにかく上手くいかない。
ええっと、こうだっけ…
及川くんの動きを思い出してドリブルしてみるけど、すっごくぎこちない動きになった。
「…ふっ。なんだよそのロボットみたいな動き」
「わ、笑わないでよ!私だって一応真剣に…」
うん?笑う?…及川くんが?