初恋は甘いカフェオレの味
「…そう。まあ、不味くないなら良かった。…あ、私そろそろ帰らなきゃ。あの、テストに関しては内密にお願い!私もバイトのこと絶対話さないから!」
「……考えとく」
「前向きにね。じゃあ、また学校で…」
って、方向転換しようと思ったらガシッと腕を掴まれた。
「おい」
「…何?」
「俺も帰るんだけど」
「……え?うん。だからバイバイって」
「お前と一緒に帰んだよ」
「な、何で!?」