初恋は苦くて甘いカフェオレの味
ていうか、私が寝ちゃったせいで及川くんも帰るに帰れなかったのだろう。
及川くんも授業、サボったことになっちゃう。
「本当にごめんなさい!」
「ここで寝るとか、まじありえないし」
で、ですよねー…
「本当にご迷惑をおかけいたしました…」
6時間目は出ないとさすがにまずい。
このまま戻ればどこにいたんだって、絶対怒られる。
「ほら及川くんも戻ろ!」
「俺はいい…おい!」