副社長は輝きを秘めた彼女を暴きたい
プロローグ
愛だの恋だの、私には縁のない話しだ。
そう思っていた。

どうしてあの人だけは、私の視界にこうも入ってくるのだろうか。

きっとあの人の目には私なんて止まるはずもないのに。

こっちを見て。

そう思ってしまう。

所詮、住む世界が違うのに。
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