副社長は輝きを秘めた彼女を暴きたい
「那智…やっと繋がった」

絃くんは見たこともないような表情を見せる。
とても愛おしいと言ってるみたいな。

「嬉しい…」

知らず知らずに目から涙が溢れた。
大好きな絃くんと繋がった喜びで胸がいっぱいになる。

「ああ」

そう言って微笑むとそっと指で涙を拭いてくれ、オデコや頬、口へとたくさんキスが降ってきた。

「動くよ」

それを皮切りにゆっくりと動き出すと、指では届かなかった場所へズンと当たる。

「はぁっ…!」

「ここでしょ? 触って欲しかった場所」

「わかっ…んないっ…あっ!」

「那智…那智の中…よすぎる」

片脚をグイッと持ち上げられ、更に奥へと進んでくる。

「んっ! あっ…絃くんっ」

「絃って呼んで」

律動とともに感じたことのない悦びでもう訳がわからない。
痛みがあったのは最初だけで今はそれどころじゃなくなっている。

「絃っ…」

「もっと」

「絃っ…! はぁ… 絃っ…!」
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