副社長は輝きを秘めた彼女を暴きたい
那智に触れ、その吸い寄せられるような滑らかな肌に動いた手は止まらなくなった。
誰も知らない、俺だけが知る那智だ。
夜だって意識飛ばしたのに、朝目覚めて夢にまで見た光景に俺の理性はグラグラと揺れる。
実は俺も一応大人だし、初めて相手に最後までまだするつもりはなかったが、あんな煽られたらさすがに無理だろ。
抱くだろ。
好きな女にあんな誘うような事言われたら。
まぁ、純真無垢だからこそか…。
計算なんてしてないだろうしな。
俺に組み敷かれ、潤んだヘーゼルの瞳を揺らし小さな体で俺を受け止めようと必死についてこようとしがみついてくる姿が愛おしくてたまらなかった。
俺はずいぶんと可愛い小悪魔を彼女にしたようだ。
さんざん振り回されたっていい。