副社長は輝きを秘めた彼女を暴きたい
誰にも渡したくない
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俺は仕事帰りにslowに顔を出した。

「おい。ニヤつくな。わかりやすっ」

奏翔に言われる。

「いや、やべぇわ。最高すぎたわ。丈慈の言った通りだわ」

「ああ、反応の話し?」

「ああ。暴走するとこだった。全然余裕で反応したわ」

「バカだなお前」

「お前こそ、もたついてんなよ」

「うるせ。ほっとけ」

すると維織もちょうど店に入ってきた。

「おう」

「絃来てたの? ねぇ、てかシャキッとしてよ! 仕事中もニヤニヤってさー」

維織は俺の秘書をしてる。

「仕方ねぇだろ」

「まったく! 奏翔聞いた?」

「聞いた」

「まぁ、そういう事なんで。俺帰るわ」

「何しに来たのお前」

「あ? んな決まってんだろ。ノロケにだよ」

「早く帰れ」

「はいはい。んじゃな。いろいろさんきゅ」

どれ那智もそろそろ仕事終わったか?
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