副社長は輝きを秘めた彼女を暴きたい
近くで見た那智はますます綺麗で、さっき言われたばかりなのに人目もはばからず襲ってしまいたくなりそうだ。
露出している肌もなんかキラキラのやつがついてて艶々しているし。
なんだよ、どうなってんだ。
いつも可愛いのにこんな事になんのかよ。
他の奴に見せたくない。
独占欲がムクムクと沸き立つ。
「にしてもずいぶんと…」
露出し過ぎてないか?
と言おうとして、美空と維織を見ればこっちの二人もミニ丈のドレスを着ていることに今更気づく。
「今季のトレンドはミニ丈みたいよー」
まるで俺の考えを読んだように維織がニヤつきながら俺に言う。
らしいな。
ドレスやスーツはみんな結ちゃんが用意してくれたから。
大地は大柄の花柄のスーツで、美空はシャンパンゴールドのサテン生地で腹が出てた。
こっちもなかなか際どいデザインだな。
大地を見ればやはり苦笑いしている。
奏翔はブラックのスパンコールがついたスーツで、長めのパーマヘアはジェルで固めてかきあげている。
維織はキャミソールのデザインでシルバーのスパンコールが散りばめられスカート部分はフェザーの段々みたいになっていた。
あー。うん。
みんな際どいな。
維織と美空を見てから那智を見ると、高いヒールを履いててもちっこい人形みたいで余計に可愛いく見える。