副社長は輝きを秘めた彼女を暴きたい
仕事を終え外に出る。
なんか金子くんにあんな事を言われた手前ちょっとだけ気になってしまう。
会社を挟んで向い側に黒のキャップを被った男の人が目に止まった。
え、まさかね。
するとその人の所に女性が来て待ち合わせだったのか、腕を組んで仲良さそうに行ってしまった。
カップルかーい!
ほら、違った。
あんな感じの人はたくさんいるし。
気にしすぎ。
帰ろう。
今日は絃は出張で帰って来ない。
久しぶりのひとりだ。
夜ご飯は今日はコンビニでいっか。
コンビニに寄ってお弁当を選ぶ。
麻婆豆腐丼にしよー。
店から出て少したって角を何回か曲がる。
この辺まで来るとさすがにすれ違う人もそう多くはない。
さっきから足音がついて来てないか?
早足にする。
すると後ろの足音も早くなった。
え? 嘘!? つけられてる?
とりあえず走って逃げよう。
足は速いんだ。
そして走り出そうとした瞬間、肩をトンとされビクッと飛び上がりそうになる。
「那智ちゃん」
私はハッとして振り向く。
なんか金子くんにあんな事を言われた手前ちょっとだけ気になってしまう。
会社を挟んで向い側に黒のキャップを被った男の人が目に止まった。
え、まさかね。
するとその人の所に女性が来て待ち合わせだったのか、腕を組んで仲良さそうに行ってしまった。
カップルかーい!
ほら、違った。
あんな感じの人はたくさんいるし。
気にしすぎ。
帰ろう。
今日は絃は出張で帰って来ない。
久しぶりのひとりだ。
夜ご飯は今日はコンビニでいっか。
コンビニに寄ってお弁当を選ぶ。
麻婆豆腐丼にしよー。
店から出て少したって角を何回か曲がる。
この辺まで来るとさすがにすれ違う人もそう多くはない。
さっきから足音がついて来てないか?
早足にする。
すると後ろの足音も早くなった。
え? 嘘!? つけられてる?
とりあえず走って逃げよう。
足は速いんだ。
そして走り出そうとした瞬間、肩をトンとされビクッと飛び上がりそうになる。
「那智ちゃん」
私はハッとして振り向く。