副社長は輝きを秘めた彼女を暴きたい
「なんでいいじゃない! 早く早くっ!」
私はそろっと絃の陰から顔を出した。
「初めまして。お付き合いさせていただいてます。塩田那智です。お会いできるの楽しみにしてました」
ドキドキしながらも笑顔でそう言えば、お母様は絃をバーンと横に弾き飛ばして私を見て驚いた顔をする。
「痛っ」
壁に飛ばされた絃を無視して私の顔をガシっと包む。
「か…かわいいっ。な、なんなのこの小動物みたいな生き物は…!? 本物? お人形さん? お人形さん連れてきたの!?」
私の顔を掴みながら絃に顔だけ向ける。
「違えよ。放せっつーの」
「なんだ騒がしいな。早く中に入れ…よ」
そう言って奥のリビングから出てきたのは、これまたとんでもないイケメンだった。
私はそろっと絃の陰から顔を出した。
「初めまして。お付き合いさせていただいてます。塩田那智です。お会いできるの楽しみにしてました」
ドキドキしながらも笑顔でそう言えば、お母様は絃をバーンと横に弾き飛ばして私を見て驚いた顔をする。
「痛っ」
壁に飛ばされた絃を無視して私の顔をガシっと包む。
「か…かわいいっ。な、なんなのこの小動物みたいな生き物は…!? 本物? お人形さん? お人形さん連れてきたの!?」
私の顔を掴みながら絃に顔だけ向ける。
「違えよ。放せっつーの」
「なんだ騒がしいな。早く中に入れ…よ」
そう言って奥のリビングから出てきたのは、これまたとんでもないイケメンだった。